帰省のたびに
初めまして、shioと申します。
梅雨も明け暑い日が続き、お盆が近くなってきましたね。
地方出身者の私は、毎年お盆休みには必ず実家に帰省しています。
私の実家は周囲を田んぼに囲まれた田舎にあります。
子供の頃は、その田んぼで虫カゴいっぱいに蛍が採れました。
家中の明かりを消して、その蛍の光を家族で楽しんだものです。
そして、しばらく眺めたあと蛍を帰すのですが、田んぼにスッと飛んで消えて行くその様が一番好きでした。
そんな実家も私が小学校高学年になる頃には、すぐ近くに新興住宅地が建ち始め、もう家の近くでは蛍を見る事が出来なくなりました。
それから何年も経って、私がすでに上京してしまった後、母親が実家から車で30分程行ったところに蛍の見れる場所を見つけて来たのです。
環境問題が取り沙汰される昨今、もう蛍が見れる所も無くなったと嘆いていましたが、こんなにも沢山の蛍が見れる場所がまだあったことに感動を覚えました。
しかも、その場所は電車の踏切のすぐ近くで取り立てて水がキレイという場所でもなかったのです。
あれからまた数年経ち、ここ近年はその場所でも蛍が見れなくなりました。
それでも帰省のたびに、そこを見に行きたい衝動に駆られるのです。
住みにくい環境でも必死に生きようとする、あの蛍を見つけた時の感動をもう一度味わいたくて。
梅雨も明け暑い日が続き、お盆が近くなってきましたね。
地方出身者の私は、毎年お盆休みには必ず実家に帰省しています。
私の実家は周囲を田んぼに囲まれた田舎にあります。
子供の頃は、その田んぼで虫カゴいっぱいに蛍が採れました。
家中の明かりを消して、その蛍の光を家族で楽しんだものです。
そして、しばらく眺めたあと蛍を帰すのですが、田んぼにスッと飛んで消えて行くその様が一番好きでした。
そんな実家も私が小学校高学年になる頃には、すぐ近くに新興住宅地が建ち始め、もう家の近くでは蛍を見る事が出来なくなりました。
それから何年も経って、私がすでに上京してしまった後、母親が実家から車で30分程行ったところに蛍の見れる場所を見つけて来たのです。
環境問題が取り沙汰される昨今、もう蛍が見れる所も無くなったと嘆いていましたが、こんなにも沢山の蛍が見れる場所がまだあったことに感動を覚えました。
しかも、その場所は電車の踏切のすぐ近くで取り立てて水がキレイという場所でもなかったのです。
あれからまた数年経ち、ここ近年はその場所でも蛍が見れなくなりました。
それでも帰省のたびに、そこを見に行きたい衝動に駆られるのです。
住みにくい環境でも必死に生きようとする、あの蛍を見つけた時の感動をもう一度味わいたくて。